新潟の屋根・外壁・外装工事の会社、「ビルダーカンパニー」のnote2本目の記事を更新します。
今回は、長谷川代表の幼なじみで、お仕事でも関わりがある斉藤さんをゲストにお迎えし、建築の現場で働くということについて考えます。
共通点は「中卒で働きはじめた」こと
ー斉藤さんと長谷川社長の関係は?
斉藤さんは小・中学校で一つ上の先輩でした。長谷川さんが中学校卒業後すぐに働きはじめたのを見て、それを追っかける形で僕も中卒で働きはじめたんですよね。働きはじめてからは、たくさん飲みに連れていってもらって、いろんな話をしてもらいました。僕から見た斉藤さんは「悪いことはしてても、仕事はマジメ」(笑)。それが最高にカッコいいなーと。酒を飲んでも、夜中遊んでいても、次の日はシャキッと仕事行ってるんですよ。
お仕事ではどんな風につながっているのでしょうか?
取引先や業者さんの紹介をしてもらっています。斉藤さんからの紹介だったら大丈夫!という信頼があるので、安心して仕事ができます。
ー斉藤さんから見て、長谷川社長はどう映っていますか?
すごい成長してるって思いますよ!仕事がひっきりなしでやってくるから、間違いないなーと。屋根屋さんにいたときから、すごく変わったと思います。人としても成長してる。やっぱり自分で会社をするようになると、人って変わるんですね。
自分で会社をしはじめて、お客さんへの接し方の大切さが身に染みました。言葉ひとつで信頼って崩れたり、築かれたりしますよね。相談しやすい雰囲気や、人に寄り添うことを勉強させてもらいました。
会社の幸せとは?社員の幸せとは?
ー斉藤さんの働き方、会社の在り方を見ていいなーと思うところは?
いっぱい社員さんがいるのは羨ましいですね。お休みをきちんととったり、工程管理もきちんとされていて。真似したいと思っています。
僕の会社は、若い子が多いので。家族もいるし、遊ぶ時間がないと仕事にも気合い入らないですからね。社員に休んでもらうために、僕は働いていますが・・・(笑)
ーいい会社には人が集まってきますよね。今の若い人たちと、長谷川社長の世代では働き方に関してギャップもあるのかもしれないですね。
そうですね。僕は「まんま食うため」と言いながら、結局ずっと仕事をしちゃうので、結局は仕事が好きなんでしょうね。でも僕は、もし「ビルダーに入りたい」と言ってくれる人がいたら多くは求めないですよ。僕自身がそうだったので。「いい仕事」をしてくれたらそれでいいんです。僕は、親方の会社でほぼ家族のように接してもらっていたので。僕もそうありたいと思っています。
僕らみたいに、高校にいかなかった子、中退した子もまだまだいます。そんな子たちもぜひ楽しく働くことを経験してほしい。僕たちが求めているのは技術ではなく、人柄なんですよね。最初、仕事ができないのは当たり前。でも、人がよければ、技術はあとからついてきます。僕は中卒で働きはじめたとき、「誰にも負けない!」という気持ちを持っていました。重機の使い方を習得したり、仕上がりもきちんとできるよう、努力したんです。今の子に同じことをしろ!とは望まない。でも、一緒に会社を大きくしていく気持ちは持っていてほしいですね。
僕は、今まで仕事を続けてこられているのは「まわりに恵まれていたから」だと思っているんです。そして、ずっと働いてきているけれど、それに対して「しんどいなー」って思ったこともない。サボったことも一度もない。そんな感じで一生懸命やってくれたら何でもいい。そう思います。
「働く」をシンプルに考える
ふたりの対談を聞いて思ったこと。「働く」って、案外シンプルなのかもしれない。
選択肢が増え、自由度も増した今。私たちは「働くこと」を複雑に考えすぎているのかもしれません。
大切な人たちと生きていくために、目の前にある仕事をこなす。人の役に立つことをする。
シンプルに生きることが、本当の幸せにつながっている・・・そう感じました。
ビルダーカンパニーはスタッフを募集しています。一緒に働きたいと思った人はぜひご連絡ください。